5歳男の子と1歳女の子のワンオペ育児中のライチです。
赤ちゃんの成長スピードって、気になりませんか?
私は1人目を出産後、息子の成長が遅くて、心配で心配でたまりませんでした。
赤ちゃんの成長スピードも、早めだったり、遅かったり、結構違うもの。
それに、男の子と女の子でも違うと、よく聞きますよね。
我が家は、現在5歳の息子、1歳の娘を育てています。
2人目だからということもあるかもしれませんが、女の子は成長が早いように感じることも。
成長遅めの赤ちゃんだった息子が、歩きはじめたのは・・・1歳9ヶ月。
かかりつけの小児科の先生からすすめられ、区の発達チェックにも通いました。
そんな成長ゆっくりだった息子が歩けるようになるまでを、思い返しました。
歩き始めが遅くて困った事や、すすめられた運動方法、当時の私の心境などをまとめました。
そして、すっかりお兄ちゃんに成長した、5歳の息子の様子もご紹介します。
当時は「成長が遅いのは、自分の育児がいけないんだ」と責めていて、心から育児を楽しめていなかったと思い、今は後悔しています。
そんな私の経験談が、赤ちゃんの成長で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
もくじ
息子は、成長遅めの赤ちゃん
息子は、とても成長がゆっくりな赤ちゃんでした。
倒れた状態から自力で座れるようになるのも、1人で立てるようになるのも、1歳を過ぎてから。
成長が遅いかもと感じ初めたのは、生後6ヶ月頃からでした。
その当時初めての子育てで、育児雑誌(ひよこクラブや、ベビモ)や、育児本を読み漁っていた私。
特に気にして読んでいたページは、赤ちゃんの成長コーナーや、育児本の成長めやすでした。
成長のめやすを見ては、「〇ヶ月はこんなことできるのかぁ~」と思いながら、始めは呑気に読んでいました。
しかし、生後6ヶ月頃から、成長のめやすから少しずつ遅れ初めて……
ちなみに、こちらが一般的な赤ちゃんの成長めやすです↓
赤ちゃんの成長カレンダー
- 首すわり: 4〜5ヶ月
- 寝返り :6ヶ月
- 腰ずわり :9~10ヶ月
- 歯の生え始め :10ヶ月
- 自力でお座り:1歳1ヶ月
- ずりばい :1歳1ヶ月
- つかまり立ち&伝い歩き: 1歳3ヶ月終わり
- ハイハイ :1歳4ヶ月
- 自力でつかまり立ち: 1歳5ヶ月
- 支えなしで立つ:1歳7か月
- 歩き始め:1歳9ヶ月
ハイハイもほとんどしなくて、移動はずりばいでした。
歩けるようになるまでは、ほふく前進の動きで移動していました。
どうして、ずりばいしかしなかったのか、その原因も後にわかることに……。
1人で立てない、任意の1歳検診でひっかかる
周りに比べて、成長が遅いと感じていたものの「ちゃんと成長はしているし……」と思い、そのまま月日が流れていきました。
しかし、1歳になっても寝っ転がった体勢から自力でお座りができませんでした。
1人目だったこともあり、他の赤ちゃんに比べて「少し遅れてるだけだから」と思っていました。
また、1歳を過ぎると歩き始める子が増える中、息子はまだ1人で立つこともできず。
そんな中、かかりつけの小児科で任意の1歳児検診を受けることに。
お座りの様子や、1人で立てないこともあり、区の福祉保健センターに連絡して、発達チェックを受けるようにすすめられました。
1歳1ヶ月、区の発達チェックに通うことに
区の発達チェックの予約ができたのは、電話して1か月後でした。
療育センターの先生に診てもらえました。
初めて診てもらった時に言われたのが
「体が柔らかく、腕の力が弱い」
腕の力が弱くて、立てないとのことでした。
正直、驚きました。
まさか原因が、腕の力の弱さだとは全く思いもよらず。
というのも、1人で立てない、歩けないのは、足の力が弱いのかなと勝手に思っていました。
現在1歳児の娘を見ていて気付きましたが、赤ちゃんが立ち上がる時って、腕で床を押して勢いをつけたりと、結構手も使っているんですよね。
当時の息子を思い返すと、腕を使った動作は、あまりしていませんでした。
ソファによじ登ったすることもできず、腕の力が弱くてできなかったんですね。
そして体の柔らかさも、心当たりがありました。
ベビーカーに乗っている時に、よく開脚して足を手でつかんでいました。
周りの人から「あの赤ちゃん、すごい柔らかいね!」なんて声が聞こえてきたことも。
↓こんな感じで乗ってました(;´∀`)
息子のことが心配な私は、先生に質問しました。
お母さん、お子さんをオリンピック選手にしたい訳じゃないでしょ?
先生が私を安心させるためにかけてくれた言葉。
特に「オリンピック選手に!」という思いはありませんが、赤ちゃんの未来って無限に広がっているように感じていました。
未来の1つの選択肢がなくなってしまったようで言われた時は、正直ショックだったのを、今でも鮮明に覚えています。
「良性筋緊張低下症」を疑う
区の発達チェックで先生から言われた
- 体が柔らかい
- 腕の力が弱い
この言葉が気になって、ネットで検索して見つけたのが「良性筋緊張低下症」
筋肉の緊張を調節する神経が未発達で、普通のお子さんに比べるとはいはいやつかまり立ちが遅れますが、遅くとも1歳半から2歳の間には歩くようになり、その後も問題はありません。つかまり立ちは1歳までにできるようになるのが正常ですが、このタイプの子どもは1歳過ぎまで遅れることもあります。
「どうしたら歩けるようになるんだろう・・・」と出口が見えなくてもやもやしていた気持ちも、原因がわかって一気に軽くなりました。
歩ける力をつけるため!すすめられた運動方法
発達チェックでは、腕の力をつけるための運動もアドバイスしてもらいました。
遊びの中で、腕をたくさん使ったり、全身運動をするようにすすめられました。
- 大人が腰を持って支えて、赤ちゃんは手だけではいはいする
- 部屋の中にマットレスなどで段差を作って、よじ登ったり、降りる動きをさせる
- ボール投げなどの、全身を使った遊びをする
この中でよくやっていたのが、「手だけではいはい」
息子が遊んでいる時を狙って、腰を支えてはいはいさせていました。
あまりやりすぎると嫌がってしまうので、無理のない範囲で試しました!
部屋の中に段差を作ってみましたが、上り下りが苦手なようで避けて通ってしまい、うまくいきませんでした。
1歳9ヶ月で歩き始める
区の発達チェックには、1歳1ヶ月~8ヶ月の間に、4回通いました。
通うなかで少しずつ、息子に変化が出てきて……
1歳5ヶ月に自分からつかまり立ちをはじめ、1歳7ヶ月になると手を離して数秒ひとりで立てるように。
それからは、まるでアスリートかっ!?と思うほど、ソファの周りで伝い歩きを何往復もしていました。
そんな息子の姿を見て、歩きたいという意志が伝わってきました。
そして、1歳9ヶ月、ついに1、2歩歩けるように!
息子は靴を履いて歩きたかったようで、玄関にある靴を履こうとしていました。
プレゼントでいただいていた靴を探しましたが、どれもサイズアウト。
そんな悲しそうな息子の顔を見て、翌日ついにファーストシューズを買いに行きました!
そこからは、今までの遅れを取り戻すかのように、お出掛けの時はベビーカーには乗らずに、歩きたがっていました。
歩けるようになって、ゆっくりでも頑張って歩く息子の姿が今でも思い出されます。
歩き始めが遅くて困ったこと
当時歩けなくて1番困ったのは、お友達と一緒に遊べないこと。
リトミックと育児サークルに参加していましたが、体を動かして体操したり、ダンスしたり一緒に活動できないことが多くありました。
公園遊びができないため、遊ぶ場所が限定されてしまい、外出する時は常にベビーカー。
抱っこ紐は、息子の成長とともに腰と肩が悲鳴をあげてしまい限界でした。
成長遅かった赤ちゃん~5歳になった息子の今~
そんな1歳9ヶ月で歩き始めた息子も、今は5歳に。
5歳になった今は、大きく発達が遅れることもなく、元気に過ごしています。
苦手なのは、高い場所からのジャンプや跳び箱、鉄棒など。
腕の力がまだ少し弱いようで、腕を使う鉄棒やうんてい、跳び箱なども苦手意識があるようです。
慎重な性格のため、自信が持てないとなかなか挑戦できないことも影響しているかもしれません。
しかし、走るのは大好き!!
持久力には自信がありそうです(笑)
お友達と走り回ったり、戦いごっこをして色んな技をくりだしたりして、日々体を動かしています。
当時を振り返って、今思うこと
息子が0~2歳頃は育児に息詰まってしまい、成長の遅れは「私がいけないんだ」と自分を責めていました。
成長の遅れを気にしていた旦那から、「息子は何かおかしいんじゃないか?」「早く寝てないから成長が遅いんじゃない?」と言われるように。
私を責めているつもりはなく、旦那としては、単純に息子の成長を気にして出た言葉でした。
しかし、私は「息子の成長が遅い=私がちゃんと育児ができていない」と捉えてしまいました。
初めての育児でわからないことだらけの上に
「どうして息子の成長は遅いんだろう」
ワンオペ育児で、毎日の寝不足。思考も停止気味。
完璧に、育児に息詰まっていました。
息子は私といるよりも保育園に通って、他の人に見てもらった方が成長できるんじゃないかと思うことも。
また、少し子供と離れる時間が欲しかったし、育児以外のこともやりたかったので、仕事をしようと保育園に申し込みました。
しかし、求職中でランクも低く、結局入れませんでした。
また、ママは「子育てが辛い」と言っちゃいけないと感じていて、周りに助けを求めることができず。
息子はゆっくりでも成長していたので、出来ていることに目を向けて「もっと育児を楽しめばよかった」と今は後悔しています。
周りと比べ過ぎて、心配しすぎました。
そして、1人で抱え込まず、もっと周りに「辛いから助けて!」と助けを求めればよかったなと。
そんな後悔もあり、今はやっと肩の力を抜いて育児できるようになってきました。
2人目は肩の力抜きすぎて、テキトーすぎるかもしれませんが(笑)
成長が遅いからこそ、知れた喜びも……成長が遅くても、前進していれば大丈夫!
息子の成長を振り返って思うのは、成長が遅かったからこそ、知れた喜びもあったなと思います。
1歳すぎで歩き始めた娘を見て思うのは、歩けるようになるまで、本当にあっという間だということ。
息子は成長が遅かった分、新しくできたことがあれば、ちょっとしたことでも大喜びしました!
もし成長が遅くても、自分の事を責めることはないと思います。
ママも辛いときは「辛い、助けて」と言ってもいいと、声を大にして伝えたいです。
少しずつでも子供は成長しているし、ママも一緒に成長しているから大丈夫!
ママも疲れた時は、お休みする機会も作ってリラックスしてくださいね。
成長が遅かったことも、今はいい思い出です。きっと大丈夫!
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