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【インタビュー】専業主婦から経営者に!ママとして、1人の女性としての働き方とは?第1回亀梨奈美さん

こんにちは!ライチ(@lychee_mama)です。

突然ですが……当ブログで「家族運営と仕事」をテーマに、働くパパママにインタビューを始めました!
ママライター・ママブロガーとして活動する私ライチが、仕事をしながら、どのようにして家事・育児をこなしているのか、インタビュイーに迫る企画です。

ほかにも、悩みがちな家族とのことも聞いていきます。

たとえば、

  • 家族との関わり方
  • 夫婦や家族関係がうまくいくコツ など

家事・育児をしながら、働きやすい環境作りを考えるきっかけになれば嬉しいです。

第1回目は、専業主婦から経営者に転身した、2児のママである亀梨奈美さんに、お話を伺いました。

まずは、亀梨奈美さんのプロフィールをご紹介します。

プロフィール

亀梨奈美さん
株式会社real wave 代表取締役/ライター/ディレクター大手不動産会社退職後、専業主婦を経て不動産ライターとして独立。
2020年に、株式会社real waveを設立。
ライティングやメディア制作支援をおこなう。
最近では、ライター勉強会コミュニティSP-ACE講師、ユーキャンWEBライター講座指導講師を勤める。7歳と3歳の2児のママ。

在宅ライターを始めた経緯やキャリアアップできた秘訣、経営者になったきっかけなど、亀梨さんにお話を伺いました。

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ライターを始めたきっかけ

ーー亀梨さんが、ライターを始めたきっかけを教えてください。在宅ワークを選んだ理由はありますか?

きっかけは、家を建てたことですね。当時、長女が2歳で幼稚園の入園も決まっていたので、家でお小遣い稼ぎができればと思っていました。

専業主婦を2年して、社会に出たい思いはずっと持っていましたが、当時は、まだ働きに出られる状況でもなかったんです。

そこで、在宅で仕事ができるクラウドソーシングサービスのランサーズに登録して、タスクの仕事から始めました。徐々にプロジェクトの仕事をするようになって、3〜4か月後には軌道にのりました。数万円から多いときは、数十万円稼げましたね。
「これはいけるぞ」と思って、ランサーズに登録して半年後には、開業届を提出したんです。

ーー短期間で個人事業主として開業されたのですね!うまくいった理由は、何かありますか?

ここまでうまく進んだのは、いいクライアント様に恵まれたおかげですね。幸運だったと思っています。

ただ、もしライターがうまく行かなかったとしても、恐らくパートなどで働きに出ていたと思いますね。やはり、根底には「働きに出たい」「社会に出たい」という思いが強くありました。

子どもの成長に合わせた働き方・そのときできる最大限の方法を選んできた

ーー幼稚園年少のお子さんと、小学2年生のお子さんのママである亀梨さん。働く時間が限られると思いますが、どのようにして確保していますか?

長女が幼稚園に入る前は、近くに住む義両親に2~3時間預かってもらって、その間に仕事をしていました。頼れる親族が近くにいて、ありがたかったですね。1人の時間は集中できたので、収入も上がりました。

逆に、長女の幼稚園が始まり、忙しくなりました。入園してしばらくは、早く帰ってくる日も多くて、収入も減ってしまいましたね。
同じ時期に、次女の妊娠がわかったので、無理して時間を作ろうとはせずに、幼稚園の時間や子どもが寝てから、作業していました。

ーー2人目の妊娠中は、仕事を続けていたのですか?

ライターの仕事は座ってできるので、出産の数週間前まで仕事していました。お腹が大きくても仕事が続けられて、ライターはいい仕事だなと思いましたね。
クライアント様から「今月は何本書けそうか」と聞いてもらえたこともあり、無理のない範囲で仕事を調整できたので、助かりました。

ーー出産後、仕事はどうされましたか?

実は、次女を出産してから就活しました。
ダメ元で申し込んでいた、次女の保育園の入園が決まり、在宅ワークではなく「働きに出たほうがいいのでは」と思っていたんです。当時は、在宅ワークのママが珍しかったこともありました。

面接で良いところまで進んでも「産後3か月です」と話すと、どこも断られてしまい、全滅だったんです。
そこから、ライターとして本格的に頑張ろうと決意しました。

ーーちなみに、子どもが小さいうちは病気になってしまったり、急に仕事ができなくなったりすることもあるかと思います。そのようなときは、どのように対応されていますか?

下の子が3歳になり、今は減りましたが、保育園に入ってから1~2歳頃までは結構ありましたね。
気付いたら「あれ、月の半分くらい登園できていないな……」なんてことも。

当時は、本当に時間に余裕を持って、仕事を受けていました。
下の子が小さいころは、よく熱を出していたので、もし月の半分休んでしまっても、仕事ができるように調整していましたね。そのおかげもあり、今まで納期を落としたこともありません。
仕事のために、子どもを預けてガッツリ働く選択をしなかったので、延長保育や病児保育も利用したこともないんです。

働くことで家族の見る目が変わってきた

ーー亀梨さんの1日のスケジュールを教えてください。

6:30 起床・朝ごはん・幼稚園や小学校の忘れものがないかチェック・髪の毛を結ぶ、次女はまだ一人でトイレできないので色々お世話など
8:00 長女の見送り
8:30 次女の送迎
9:00~17:00 仕事
17:30 次女の送迎
18:00 長女も帰宅 ご飯作る
18:30 夕飯・夕飯後家事タイム
20:00 お風呂入れる
21:00 寝かしつけ
22:00 就寝(たっぷり寝たいタイプ。残業あるときは24:00くらいまでやることも)

ーータイムスケジュールを拝見して、夕飯の準備などの時間が短いと感じました!家事の効率化のコツは、ありますか?

手の込んだ料理は作らないで、スパゲッティやカレーなどの1品料理をよく作っています。ブロック肉ではなく、ひき肉を使って、煮込み時間を短くして工夫していますね。また、カレーを作ったら、翌日はカレーうどんにすることもあります。
なるべく買ったものではなくて、簡単でも手作りするように心がけています。

最近は、夕飯の前に次女が疲れて寝てしまうこともあるんです。起きなかった場合は、主人が帰ってきてから、一緒に夕飯やお風呂に入ることもあります。

ーーなるほど!ご主人は、家事や育児に協力的ですか?

元々料理もできないし、洗濯機もさわったことがない人なんですよ。今は、気になったときに掃除機をかけてくれたり、お風呂の掃除もしてくれたりします。
お互い気になるポイントが違うし、家事の分担もあまり話し合うこともないので、気づいた方がやるようになりましたね。

主人は、子どもと遊ぶのが好きで、お風呂も入れてくれます。最近は、休日にお迎えに行くことも増えてきました。
子ども達と主人は仲が良くて、その姿を見ていると微笑ましいですね。
「パパになったんだな」と実感します。

お子さんはパパと仲良し!

ーーご主人の家事・育児への意識が変わったきっかけは、何かありましたか?

次女が生まれてからですね。
長女のときは、私も専業主婦でパートの収入くらいしかなかったので、手伝う意識がなかったのかもしれません。
長女が生まれたときは、うんちしていても、オムツを取り替えてくれることもなかったですから(笑)
今では気付いたほうが、暗黙の了解で取り替えるようになりました!

やはり、私の収入が増えて、経営者になったことで、見る目は変わったと思います。

実は、結婚するときに、主人からは「仕事をやめてほしい」と言われていたんです。主人の理想の奥さん像は「The・主婦」だったみたいで……。
ただ、都内で子育てするにはお金もかかりますしね。私なりに、できる限り在宅で仕事ができるようにライターという職業を選んだわけですので、その思いを理解してくれようとしていると感じています。
主人とは、仕事の話をほとんどしませんが、妻を理解できる、よき夫でいたいと思ってくれていますね。

ーーはじめから、家事・育児に協力的だった訳ではないのですね。

そうですね。むしろ、私のほうが、最初から協力を求めようとしていませんでした。
ライターを始めて2年ほどは、与えられたわずかな時間で、仕事をしていましたね。
当時は、家族に協力してもらって、自分の時間を増やそうとは考えていませんでした。

ライターとしてうまくいくようになって、今でこそ休日に働かせてもらったり、協力してもらったりしていますが、はじめから協力を得ようとは思っていなかったです。

ーーちなみに、お子さんは、亀梨さんのお仕事を知っていますか?

下の子はまだわかっていませんが、7歳の娘は、すでに理解していると思います。勘の鋭い子なので。
年中のとき、七夕の短冊に「将来パソコンでたくさん稼げますように」と書いていたんです。幼稚園児に、こんな願いごとを書かせてしまったって思いましたね(笑)

お子さんからお手紙をもらうことも

社会に出たいという強い思いがモチベーションに

ーー仕事や家事・育児を精力的にこなしている亀梨さん。モチベーションの保ち方を教えてください。

長女が生まれてから、2年ほど専業主婦をしていました。専業主婦で働けなかったときがあったからこそ、働きたい意欲が爆発していますね。
その気持ちが、仕事へのモチベーションにつながっています。

ーー専業主婦のときは、どのような気持ちを感じていましたか?

当時は、社会と切り離されてしまったような、疎外感がありました。

子育ては楽しかったのですが、主人も帰ってくるのが遅くて、娘と2人きりの時間が長かったんです。
毎日「今日は、どこに連れて行こうか」「何をして過ごそうか……」と考えていました。
主人から「今日は、公園に連れて行ったの?」と聞かれると、公園に行くことが義務のように感じてしまうこともありました。
それだったら、私も働いて、娘も保育園に通って、給食を食べたり、お友達と遊んだりするほうが「幸せなのでは……?」と思ってしまうこともあったんです。

また、「お金がほしい」という気持ちよりも「社会に属して認められたい」という気持ちがあったかもしれません。仕事をして、ある程度稼げるようになれば、社会人として夫にも認めてもらえると感じていましたし。
2020年に法人化していますが、それも社会に対して認められたいという思いもあったかもしれませんね。法人化すると、社会的な信頼度も増しますからね。

ママとして、一人の女性としての働き方

ーー亀梨さんは不動産ライターとして活躍されていますが、女性の不動産ライターは多いのでしょうか?

不動産業界は男性が多く、女性のライターは珍しいと思います。
しかし、実際に家を決めるのは、ご家族の中で奥様に主導権があることも少なくありません。そのため「女性目線で訴求してほしい」と声をかけていただくこともあります。

不動産業界の経験者であれば、不動産ライターはおすすめです!
むしろ、私に連絡してほしいくらいですね(笑)

ーー男性が多い不動産業界では、家事・育児もあるママは、男性にくらべて働ける時間も限られるかと思います。「本当はもっと働きたい」と思うことはありますか?

それは、正直思いますね。
残業できたらいいなと思うこともありますし、出張や会食、接待は、気を遣っていただいて、声を掛けてもらえないので、少し悲しいですね。そこで、商談が動くこともありますし。

ただ、話が大きくなってしまいますが、今の日本では、何かあったとき、ママが対応しなければいけないのは、仕方がないと思うんです。
まだ、ノー残業だったり、頻繁に早退したりして、パパに協力してもらうのも難しいですし、ママが子育てのメインになってしまうのは仕方がないと思っていますし、そこは甘んじて受け入れていますね。

ーー社会の根本が変わらないと、解決が難しい問題ですね。

そうですね。
私たちの子ども世代、孫世代にもなれば、男女平等に働ける世の中になっているかもしれませんね。
私の場合、ママのほうに家事・育児の負担がいってしまうことは半ば仕方がないのだと割り切っています。協力を求めるというよりも、自分に与えられた時間で何ができるか考えるほうが、効率的で平和に過ごせる気がしていますね。
やはり、家族や夫婦の関係がうまくいくことが、1番だと思うので。

ーー実際、亀梨さんのように、ママが会社を経営しているのは、まだ珍しいですよね。

ママで会社を運営している人は、周りになかなかいないと思います。
私も身近に起業した人がいなくて、会社に属さない働き方って、はじめは選択肢にありませんでした。
でも今では、パパは会社勤めで、ママは自分で会社を経営している姿を見せられることは、子ども達にとってもいいのではと思っています。将来、さまざまな働き方を想像するきっかけになれば、嬉しいですね。

ーー起業するチャンスもありますし、在宅でチャレンジできるライターの仕事は、ママと相性がよさそうですね。

無理のない範囲で収入を得るには、ライターはいいと思います。
使える時間に合わせて、執筆する本数も調整できるので、時間が限られるママに向いていますね。
法人化しても、外で仕事する訳でもありませんしね。キャリアアップも目指せるので、働きたいママに、ライターの仕事をさらに広めたいと思っています。

ライターを始めてから法人化できましたし、子どもが増えても、仕事を調整しながら働けました。ライフスタイルにあわせて、仕事を発展できますよね。
ママとして、また一人の女性としての働き方を、ライターは叶えてくれていると思います。

ーー亀梨さんの周りに、フリーランスのママはいますか?

私がきっかけで、ライターを始めた方はいますね。
3人のお子さんのママで、3人目の妊娠中に「出産してから働きたいけれど、就職するのが難しい」と相談されたので「ライターになって、開業してみたら」と伝えたんです。
今は、ライターとして軌道にのって開業したと聞きました。

ーーすごいですね!なかには、ライターに挑戦したくても「書けることがない」と不安に思って、チャレンジできない方も多い気がします。

これまで、さまざまな方とお話してきましたが「自分には何も強みがないんです」と話す方も少なくありません。

しかし、深堀りしてみると、強みになるご経験があるんですよね。
正社員で働いた経験だけでなく、自分の趣味を活かすこともできます。

たとえば、映画が好きな人は映画のコラムを書いたり、子育て中だったら子育て記事を書いたり、恋愛について書いたりすることも可能です。
これまでの経験を見直して「これだったらいけそう!」と思うものがあれば、ライターにチャレンジしてみてもいいと思います。

ライターに限らず、動画編集やWebデザイナーなど、他にも在宅ワークはありますからね。転勤族の方にも向いていると思います。

ーー専業主婦だったときに、社会に出たいと思っていた亀梨さん。社会に出たい気持ちを持ったママに、伝えたいことはありますか?

以前の私と同じように、社会に出たくても働けないママは、意外と多いのではないかと思います。

私は「ママも、もっと好きなことをしてもいい」と思っているんです。
家事や育児など、やらなければいけないこともありますが、仕事をすることは、家族のためでもあります。まだ、ママが社会に出やすい体制が整っていない問題もありますが、仕事したいママは、どんどん仕事するべきだと思っています。
その点、家族や自分の時間を調整できるライター業は、ママにとても向ていると感じています。
動き出さないと何も始まらないので、まずは何でもチャレンジしてみるのがいいと思いますね。

亀梨奈美さんにお話を聞いた感想

専業主婦から経営者に転身した、2児のママである亀梨奈美さん。
お話を伺って、同じママとして自分ができる時間やできることを最大限に活かして、突き進む姿に尊敬しました。

亀梨さんは「自分は、幸運でここまで来られた部分がある」と話していましたが、限られた時間のなかで、動いてきた結果が、今に繋がっていると感じます。
すべて行動力の結果であり、チャレンジすることの大切さを感じました。

亀梨奈美さん

亀梨奈美さんTwitter:@namikamenashi
株式会社real wave:https://realwave.co.jp/
ライター勉強会コミュニティSP-ACE:https://realwave.co.jp/sp-ace

ライチ
これから働くママやパパにインタビューしていくので、お楽しみに!
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